アリスの同類

図書室からはじまる、冒険。 学校司書の備忘録です。

小学生のレファレンス その後

先日の、小学校に東野圭吾の本を入れて下さい、と言う6年女子。

昼休みにニッコリと笑顔で話しかけて来ました。

『先生が持って来てくれた本、着々と読んでます。』 

『どれから読んだ?』 

『シャーロック・ホームズです。今、赤い髪の何とか』 

『赤毛連盟ね。どんな感じ❓』 

『まあまあかな。』 

『だいたいあなたは東野圭吾の何から読んだの?』 

『マスカレード ホテルを、おじいちゃんが読んでて、借りて読んだらハマって。
ホテル、イブ、ナイトって読んだんです。』 

『なーるほど(゚ω゚) マスカレードかあ!』 

『疾風ロンドも!』

『おお!すごいね。おじいちゃんと同じ本読むのって、いいね👍』 

『ふふふ、そうなんです。』

『中学校の図書室には東野圭吾でも何でも色々あるから、1年後には好きなだけ読めるよ。』

『そんなにあるの⁉︎』

『多分ね。あなたが行く中学校の司書の先生にもお願いしておくね。』

『うん!』


私は「夜明けの街で」とか「サンタのおばさん」が好きだったな。
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」も良いかもな。
ガリレオシリーズも面白いしな。
ほんとはもっと話したいところでしたが、小学生と中学生は違うので、やめておきました。
中学校の司書仲間の先生に、次の研修会でこの話を伝えておこうと思います。

担当が同じ学区の小中学校だと、こんな時良いのです。

中学校の図書室と中学生のレファレンスの面白さは格別です。

中学校への異動を、やはり希望するべきでした(;_;)
 

シートンが描く猫の世界

『のらねこキティー』

シートン動物記の絵本。キティーという名の野良猫の波乱万丈の物語です。

シートンで絵本?と思い、絵本を開くと、まず挿絵が素晴らしい。
どんなに個性的でも、私はデッサンの狂いや歪みを、個性的な絵と一緒くたにしたものは苦手。

でもこの挿絵は違いました。

なんのことはない、カメレオン挿絵画家、あの太田大八氏の挿絵でした。

さて、主人公キティーは子猫を産んだばかり。迷い込んだウサギの子も一緒に育てようとするのですが、子猫達は近くの小鳥屋の雇い人に捨てられてしまいます。
残った子ウサギとキティーは小鳥屋の見世物になりますが、やがてキティーの美しさに気がついた店主からコンテストに出されることになりました。
見事優勝したキティーには高値が付き、お金持ちの家に買われて行きます。
お金持ちの家の子供に尻尾をイタズラされ、キティーはお屋敷を逃げ出します。そこは遠い田舎の別荘でしたので、育った街、ニューヨークからはずいぶん遠い場所でした。

ここでシートンは猫の強い帰巣本能を描きます。たどりついた故郷の裏町は、再開発のためか建物は取り壊され、小鳥屋の雇い人と再会したキティーは、またそこで暮らすようになるのです。

椋鳩十の本の挿絵でも有名な太田大八氏ですが、並べてみると、全く違うタッチで描かれていることに驚きます。カメレオン挿絵画家と、呼びたくなる理由です。
太田さんのデッサンの確かさは、椋鳩十の表紙でもわかりますが、後期の暖かな筆運びで描かれた挿絵はまさに『無国籍』。
個人的に、日本が誇る挿絵画家であり絵本作家だと思います。
太田氏オリジナル絵本、氏の描く街角に、銀座や故郷長崎(厳密にはそうとも言い難いのですが)の風景が混在しているさまを見つけた時には何とも言えない感動を覚えました。
 
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いえのおばけずかん

『いえのおばけずかん』斉藤洋/講談社

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 修理本がたまっていて気になっていましたが、今日は来館のクラスが少ないので本の修理ができました。
除籍になる本もありますが、できるだけ読めるうちは修理して書架に戻したいのです。

来館児童で ごった返す日は無理ですが、本の修理は子ども達のいる休み時間にすることもあります。
何故か子ども達は本を修理 していると嬉しいようで、修理の仕方に興味あるというより、本がまた綺麗に蘇ることそのものに、違った心の動かされ方をしているようなのです。

私の手元を見ながら、『本を治せるの?』 と聞いたかと思うと、自分の身の上話を始める女子。
 
『いつも修理してるの?』 と聞いて、他に壊れた本を探してくる男子。

修理しながら子ども達と話したり、その本をざっと読むのは楽しみです。

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この『いえのおばけずかん』には見慣れたおばけもいれば、いやこれ昔からいたおばけじゃないよね、というおばけまで、多彩に紹介されています。

面白かったのが『ふきけしばばあ』、『ベランダばばあ』。

現代のおばけは常夜灯や家庭の電気を『吹き消す』ことなく、手でパチパチと消してしまいます。

『でも大丈夫』このずかんは、どんなおばけにも対処できるよう、親切に教えてくれるのです。

『ベランダばばあ』もですが、まじめに教育的なのがちょっと笑えます。

低学年の『おばけ好き』にちょうど良いシリーズです。


 

わからない‥小学生のレファレンス

4時間目の6年生の図書室オリエンテーション。

「資料を探したり集めたりするのも司書の仕事です」と言っておいたら、終わってから1人の女子がやって来ました。

「私、東野圭吾が読みたいんです。図書室に本を入れてもらえませんか?」 キラキラした目でそう言って来たのです。

すかさず担任の先生が、「この子は本が大好きで、東野圭吾が読みたいってこの間から言っていたんですよ」と。

とりあえず「考えておくねー」(^∇^) と返事をして、彼女がここ3年間どんな本を図書室で読んだのかをPCで見てみました。

何ゆえ東野圭吾なのか?

『白夜行』なのか『ガリレオ』なのか、まさか『疾風ロンド』とか『新参者』?

 私が読んだ東野圭吾の本はたかだか10冊にも満たないわけですが。

うーーーーーーん。 

彼女は「怪談話」が大好きなようで、「ハナコさん」も「レストラン」も「色の本」、「銭天堂」も含め、図書室の低学年向け「怖い系」は読破していました。

 そこからの東野ってなに?


テレビの影響なのか家族の影響なのかはわかりませんが、東野圭吾に行く前に、図書室の本でワンクッションおいても良いのではないかと思いました。

ただし押し付けるわけにもいきません。

こんな時のレファレンスはとても難しいと思います。
自分の本を貸してあげることも公共図書館から借りてくることもできますが、果たしてそれで良いのか?と疑問に思うのです。

彼女はシャーロックホームズも怪人二十面相も知らない世代です。
青い鳥文庫のジュブナイルも「はやみねかおる」や「香月日輪」すら読んでいませんでした。

多分「怖い系」と「推理小説」の違いも知らないのでしょう。

うーーーーーーん。

中学生になれば図書室には東野だけでなくありとあらゆる現代作家の本は置いてあります。
宮部みゆきのジュブナイルだってたくさんある。
『バッテリー』じゃダメなのか?

京極夏彦の絵本じゃダメなのか?


小学6年生の自分を思い出します。

角川文庫が横溝正史を映画とセットで大々的に売り出していた頃でした。
他にも松本清張、大藪春彦、大沢在昌、赤川次郎、社会派ミステリでもエロでもグロでもハードボイルドでも青春ミステリでも映画化されると皆が映画を観に行き文庫本を買いに走った時代ではなかったでしょうか。

私も6年生のうちにこれらの作家の代表作と横溝作品の殆どを読んでしまっていました。(本代だけは無制限だったので)
なので『東野圭吾を読みたい』という彼女の気持ちはよくわかるんです。

ただし、私はそれ以前にポーも乱歩もドイルもクリスティーもクイーンもヴァン・ダインも、ル・ルーもルブランも、SFの類いも、とりあえず全集やハヤカワや創元文庫なんかで読み終わっていたのでした。

それ以前にアンもジューディもハリスおばさんも四姉妹もポリアンナも小公女も少年少女ドラマシリーズの原作群(筒井康隆、小松左京、眉村卓などなどですね)も‥‥読み終わっていたのです。

年の離れた姉の本が家にはどっさりあった上に、母から岩波の子どもの本、昔話や松谷みよ子、小川未明、リンドグレーンなどをきっちり読まされていました。
最後はブロンテ姉妹の2作を読んでしまって、小学校を卒業したのでした。
もちろん早熟に過ぎた読書でしたので、高校生になって、他の日本文学、海外文学、評論やエッセイなどと一緒にもう1度や2度や3度、読み直しましたが。

何度読んでも面白いとか発見があるとか、ああこんな意味だったのかとか、腑に落ちる瞬間は何とも心地よいものです。

少々気に入らなくても、とりあえず硬いものを噛んで飲み下してから、鍛えた上でゆっくり読んでも良い本はあると思うのです。

今の小学生はジュブナイルであってもマジックツリーハウスでさえ海外の話はわからないと敬遠することもあるので、むしろ問題はそちらにあるのかもしれません。
良質なジュブナイルって今の時代、どんな本なのでしょう?

次から次へと消費される軽い読み物は沢山ありますが、その中でも何か良いものって❓

 うーーーーーん。

図書室にはまだジュブナイル版の赤川次郎も江戸川乱歩もドイルもあります。
星新一はどうなのか❓
怖い系を読みたいなら、ハリーポッターだってゴーストの数は十分でしょう。

青い鳥文庫も加えて、読みやすい本を十冊程選びました。

『東野圭吾を読む前に、色々読んでおいても良いかもね。これは学級貸し出しにしておくから、クラスに置いて、みんなで読んだら?』 と言って6年生の彼女のクラスに置いて来ました。

他の司書さんは、こんな時、どうするんでしょうか?
 

あさがお

『あさがお』/荒井真紀

たとえば、ひと株の朝顔から、多い時には200個以上のタネが取れる。
平仮名だけの絵本に、こんな事が書いてあるんです。

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大人の問題

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 『大人問題』五味太郎
おとな は もんだい
おとな が もんだい
おとな の もんだい =
子供問題の裏返し、と表紙は示唆しています。
『服装の乱れは心の乱れ』と言う大人に、五味太郎は『心は乱れるためにあると思います』とバッサバッサ。

常々自分が思っていながらしていること(子どもに絵本を読んで聞かせる) について

 「絵本の読み聞かせ」というものが嫌いです。ただなんとなく嫌いだったのですが、それはどうやら目上の者が目下の者へレクチャーする、説法するというニュアンスが「読み聞かせ」という言葉にあるからなんだと思います。偉そうに‥‥という感じがあるからです。

全く仰る通りです。
ここがジレンマなんです。
3、4年生からは本の紹介にとどめて良いのではないかと本気で思います。
本当はそれすらしなくても良いのが1番良いのかも?

私自身は親から絵本を読んでもらったことはありませんでしたし、本を読んでしまう自分を、「業」とすら思ってきました。
ゲームと同じで、ついやってしまうという。

私が子どもの頃はまだ、本ばっかり読んでないで外で遊びなさい、でしたから。

時代は変わったと思います。

一生懸命読んでいる司書を無視して(笑笑)自分が読みたい本を読んでいる子がクラスに必ず1人や2人いるわけですが、私の場合、この子達の反応が「読み聞かされる側の正直な気分」ではないかと思っています。
なので、その子達が読んでいる途中で「何事か?」と寄って来てしばらく聞いて、また自分の居場所に戻る時が、私の中ではちょっとしたご褒美だったりします。

「生徒のために本を読む」ましてや「何かを伝えたい」だなんて、何かフィットしません。

「この本面白かったよー」くらいで読んでもいいし、読まなくてもいい。


五味太郎さんの『大人問題』、肩肘はらずに読んで楽しいこと請け合いです。


 

『BOOKOFF全品20%OFF』

絵本5冊、文庫本1冊買って2700円。

とても贅沢した気分。

絵本は高いので、定価では手が出ません。

この絵本の中に、純粋な『おはなし』(9類)はありません。

太田大八の絵本『かさ』には文字がありませんし、
『シンデレラ』は7類(漫画)。

『はなび』は国立国会図書館NDC では7類ですが、学校では5類(工業技術)に分類されていることが多く、

『わたし、くわがた』は486.6(昆虫類)。

『あさがお』は479.951(被子植物)です。

子どもの絵本と一括りにしがちですが、内容は多岐にわたります。

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新年度ー入学式



大きな学校の入学式。150人の小学一年生。
キラキラネームを通り越して難解ネームが並んでいます。
 

1、2年生の図書室オリエンテーションは新しい事に挑戦です。レオ=レオニのフレデリックのパペットと一緒に、学校図書館の使い方を話すのですwww
柄にもなく。可愛い系。
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フレデリックの声、話し方、キャラクター。

どう表現しようかと考えるのは楽しいものです。

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 フレデリックの手に指を入れられるようになっています。
手が動くだけで、表情豊かになります。

 


昨年1か月がかりで行った事務処理を、今年は3日でなんとかしなくてはなりません😱

図書館用ソフトの進級処理や新入生の登録は2校合わせて1000人超えです。
登録や学級一括変更だけでも大変な数です。

ところがそこに、転入転出、名前の変更が入ってきます。
詳細は司書には知らされませんので、自分で見つけて確認をし、変更していかなくてはなりません。
非効率極まりないのですが、個人情報ですので慎重にならざるをえないのでしょう。

人数が多いために出席番号とPCソフト上の出席番号を合わせ、児童用バーコードを1人分ずつ切り、クラス毎に大きな画用紙に貼り直して、クラス貸し出しで混乱しないよう準備が必要です。
貸出返却の際、人数が多いため時間短縮の工夫がいります。

図書カードを保管するにも場所がありませんし、バーコードの名簿では間隔が狭く、図書委員が貸出作業で個人のバーコードを間違って読み取ることが増えてしまいます。

名前ではなく出席番号でバーコードを特定し、バーコードの間隔を離しておいて読み取りやすくするには、バーコードのクラス単位での大きなシート作成は不可欠というわけです。

年に一度とはいえ、この作業を完成させるまでには恐ろしく時間と手間がかかります。
これを短時間で済ませようとすれば、こちらが無理をするしかありません。
これを2校兼務で行っているのです。

 

既に入学式の昨日も、2クラスのオリエンテーションが入ってきました。
これも諸事情で突然の飛び込みです。
春休み中にオリエンテーションの準備をしておいてよかったと心底思いました。
 

2年前に作ったカードゲームを、ようやく試すチャンス。

5年生1クラス40人が狭い図書室に隠したカードを探しますのでてんやわんやですが、とても楽しかったようです。
本の背ラベルの読み取りはカードゲームなら容易くできるのに、本の探索や返却にそれが活かされないのが残念ですが、子どもたちが背ラベルで本の在りかを探せることは十分にわかりました。

3年生には昨年度の貸し出し時の問題点を思い出してもらいました。
貸し出しルール、図書室にどんな本がどのように分類され書架に納められているのか、書架表示の見方など、現実的な話を。
本の紹介や読み語りは追々時間をかけて行いますので、欲張らず、1度のオリエンテーションで全部を伝えようとはしません。
この辺りが以前とは変わった点かもしれません。

新学期は新6年生がお掃除にやって来ます。
これも楽しみです。
埃っぽく、すぐにどんよりした本の山ができる図書室を、お掃除当番さん達と1年かけてどう綺麗にするかを一緒に考えるところから始めます。

昨年からカウンターの上にぶら下がった大きな図書室内の地図(書架は私が来て移動して変更、表面にはカビ)を子どもたちは気にしていて、今年度はこれを作り直そうと思っています。
先生方にお願いして、まずこの大きな地図の看板を下ろさなくてはなりません。
 
ベースの板のお掃除を、子どもたちにも頼みましょう。

怒涛の新学期を今年も乗り切って、春の読書週間を迎えたいものです。 

送別会

今日は小学校の送別会でした。

毎年送ったり送られたり、繰り返される歓送迎会。

小学校と中学校それぞれ、更に高校は又随分雰囲気が違います。

どの学校でも思うのは、やはり子供に関わる仕事は辛いことも多いけれど幸せだということです。

 先生方には同志的な横の繋がりが強固にありますが、司書は1人です。
仕事の上では全く繋がりはありませんが、しがらみもありません。 

学校の中で教室が居心地の良い場所でない生徒。
どうしても友達と上手く付き合えない子。
カウンセリングルームでさえ嫌だと言う子。
そして、誰にも言えない愚痴をぽっちり話したくて来る先生。

誰とも関わりのない立場だからこそ、いいこともあるらしく。
その場に本があるから話せることだってある。

 家に帰って、NHKで『ドキュメント72hours 』を観ました。
 http://www4.nhk.or.jp/72hours/5/

「島へ 山へ 走る図書館」

およそ2800冊の本を積んで松山市内を走るトラック。40年以上の歴史がある「移動図書館」だ。過疎が進む山間部から、フェリーに乗って島へと渡り、人々に本を届ける。全国的には少なくなった移動図書館だが、なぜか松山では利用者が増えている。定年後、趣味を見つけようと通い始めた夫婦。「いつまでも学びたい」とやってくるお年寄り。どんな人が、どんな本を借りていくのか。移動図書館に密着し、本をめぐるドラマを探る。


このドキュメンタリーは感動的でした。
本を読むことで小さな町の様々人が新たに学び、未来を夢見て、そして繋がっていきます。
1人仕事でも、私には本がある。 
司書でいること、本に、子供に関わることは、
とても素敵なことかもしれません。 

年度末です

年度末です。

卒業式に合わせ、卒業生1人ひとりに、栞を作りました。
卒業生のための栞には毎年 メッセージ性のある言葉を添えます。
もう一校では、秋の読書週間で先生方に書いて頂いていたおススメ本の紹介に書かれたメッセージをカードにして贈りました。
数の多さに挫けそうになりますが、子ども達が進学した先、生活はすっかり変わってしまう、それを思うと、ささやかなながらエールを送りたくなるのです。
小学校卒業は、ある意味子ども時代の終わりです。

成績、スポーツは全て競争世界でのこと。
彼らは自分達の中の葛藤だけでなく、周りからの評価の中で生きていかなくてはなりません。
 幸せだった(と思いたい)彼らの子ども時代の思い出は、多い方がいい。
いつか大人になった時、支えになるように。
 
今年度は小学校2校共、みんな良く読みました。特に多く読んだ子達の表彰状、目標冊数に到達した子達のメダル、200人分はゆうに超えてしまったので週末は持ち帰って作業です。

数字も大切ですが、読書は量より質。
但し小学校では量も大切だと思っています。
 
私は教員免許は英語で取っているのですが、昔、1つの方法として英字新聞を斜めに読んで大意を掴む訓練(?)を通じて英語を学びました。この経験は子どもと読書の関係を考える時にとても役に立っています。
 
全てを一度に理解できなくても大意をつかむコツは、読む量を増やさなければ掴めません。
とはいえ、1年間毎週司書がいる日に図書室に来館していたクラスは、良質な本を見事に選んで読むようになりました。借りた本をじっくり読んでいるのも特徴的です。
 
このクラス、賞状もメダルも1人も貰えませんが、私の中では1番褒めてあげたい。
 
あれこれとジレンマをかかえながら、せっせとご褒美を作っているのです。


 

パッとしない子 辻村深月

『パッとしない子』
辻村深月/著

パッとしない子 (Kindle Single)
辻村 深月
Amazon Publishing
2017-07-14


アマゾンprimeはまた新しいサービスを始めました。ビデオもミュージックもとてもありがたいのですが、ついにkindle版の本も一部読み放題になったのです。
早速読んだのがこれでした。

小学校に、トップアイドルになった卒業生が番組の収録でやって来ます。
アイドルとなった彼は、弟の担任だった女性教師に話したいことがある、と言うのですが‥。
悪気のなさが産む罪。
どこにでもありがちな話で、しかも怖い。
この『悪気わるぎ』か『悪意あくい』か、というギリギリを描くのがこの作家は得意なのだろうかと思うのですが、勢いで読んだ『サクラ咲く』はジュブナイル小説として素晴らしい連作短編集でした。

日の名残り

日の名残り (ハヤカワepi文庫)
カズオ イシグロ
早川書房
2001-05-01



『日の名残り』
カズオ・イシグロ/著

『一日目ー夜』から抜粋。
ーーーーーーーーーーー
『品格の有無を決定するものは、みずからの職業的あり方を貫き、それに堪える能力だと言えるのではありますまいか。並の執事は、ほんの少し挑発されただけで職業的あり方を投げ捨て、個人的なあり方に逃げ込みます。そのような人にとって、執事であることはパントマイムを演じているのと変わりません。ちょっと動揺する。ちょっとつまずく。すると、たちまちうわべがはがれ落ち、中の演技者がむき出しになるのです。』

抜粋部分のように主人公スティーブンスは生真面目で理想と誇りを持って執事という職業を全うしてきました。
彼の旅と過去の来し方が交差しながら、時間さえ自在に行き来して話は進みます。
この小説の中に幾度も出てくる『アメリカ流ジョーク』に対するスティーブンスの戸惑い。

どなたか、この執事の生き方は殿様に仕える日本のサムライのようだと評しておられましたが、それこそ何かの冗談かと思いました。
日本における家老でさえ、イシグロが描くイギリス流執事とは別物です。
サムライと執事の役割もあり方の本質も全く別物であるように、ユーモアの質でさえ全く違うように私には感じられて仕方ありません。

暖かさもユーモアも、哀しみを包み込んで読みながら笑みを浮かべてしまう、翻訳も美しい一冊です。

 『カズオ・イシグロの愛国心』
昨年7月、イギリスのEU離脱を決する国民投票の結果を受けて、カズオ・イシグロがFINANCIAL TIMESに寄稿しています。
ノーベル文学賞の受賞理由と彼のこの寄稿を読み合わせると、彼の複雑な内面の一端に触れることができるような気がします。
自身がどのように英国を愛しているかが切々と書かれています。
EU離脱の結果を受けてもなお、イギリス国民を信じたいと。
内容は政治的意見ですが、自身の生い立ちにも触れています。
それ故に説得力ある言葉になっているのだと感じます。
彼の作品に見える多面性が生い立ちに深く関わることを知る手がかりとしてリンクを残しておきます。
彼が日本に生まれ、日本に対して特別な感情、愛情を持ちながら英国籍を取得した経緯には、
紛れも無い英国への愛国心が、それも移民の1人としての愛国心があったのではと、胸を打たれます。
5歳で英国に渡ってからこれまで生きてきた中で、カズオ・イシグロが見てきた英国は、
ヨーロッパの中でも特別、公平で公正な国だったと。

才輝礼賛

『ユーミン』
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『”長生きのマイケル・ジャクソン”をやりたいと思いますね。』

『ポップスやってる身として、メジャーとカルトを両立させてないとカッコ悪いと思っているの。』

『なんか私の子供の時から思春期ぐらいまでの日本のものも、ビックリするようなものが多かったです。
「イヨマンテの夜」だのロス・インディオスだのルンバの女王だの、万国ビックリショーみたいだったなと思って。』

『才輝礼讃』
松任谷由実

林真理子は何度となく、ユーミンへの敗北感を、その言葉にならない『格の違い』のようなものをエッセイに書き続けてきました。

ユーミンには昔の女優さんが持っていたような何がしかの風格や度量、努力して身につける類のものではない何かがあると、38人との対談の中でも感じるのです。
対談のメンバーにも、もう天国にお住まいの方もいらして、貴重です。

 

空想非科学大全

『空想非科学大全』
柳田理科雄/著

目次ですでに色々な想像が駆け巡ります。

法則1  ヒーローは、たった3分間で
地球の平和を守らねばならない!

法則2  正義の組織の基地は、絶対に秘密でなければならない!

科学的に大真面目にヒーローのツッコミどころを語ります。

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『だが、ちょっと待て。わずか3分の活動時間で、この広い地球を守る。本当にそんなことが可能なのだろうか?』

『各種の怪獣図鑑によれば、ウルトラマンはマッハ5で空を飛び、時速450㎞で走る。また、200ノットで泳ぐこともできるという。』
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まじウルトラマンすごい、と思いますよね。

柳田さんはそこで計算するんです。
ウルトラマンが空をマッハ5で飛んだとすると時速6120㎞。
東京を出発して西に向かった場合、この速度で3分間。どこまで行けるかって、名古屋なんだそうな。
行ってる間に地球は宇宙人に支配されてしまう😱
で、親兄弟を呼び始める。
因みに1番早く空を飛べるのはセブン。
日本周辺にウルトラ兄弟を配置して効率的に宇宙怪獣から守る布陣も載っているのは実用化が待たれるところですね。

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デルファイの神託


ギリシアの古都デルファイは、神のお告げを聞く神聖な場所だったそうです。写真は第5巻掲載の円形劇場。

世界仰天ミステリー シリーズ全5巻が借りられる様子がないので表に出しておきました。
この手の本が子どもにとって、いかに楽しい読み物であることか😊

今朝見ると一冊借りられています。

たかしよいち氏の『まんが世界のふしぎ物語』が個人的には好きなのですが、古いのと漫画ということで避けざるをえませんでした。

さて、写真の『世界仰天ミステリー  古代文明の神秘にせまる』の『デルファイの神託』の項を読みながら、私はアガサ・クリスティのパーカーパインの一編を思い出したのです。

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『デルファイの遺跡は、アポロン神殿を中心とする神の領域と、人びとのくらす都市部からなっていた。』
古舘明廣/著
『古代文明の神秘にせまる』より
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この文章と、クリスティの出だしを比べてみましょう。
ーーーーーーーーーー
『ウィーラード・J・ピーターズ夫人は、じつのところギリシャなどに関心はないのであった。
またデルファイの古都についても、内心、いうべき言葉も見つからなかった。』
アガサ・クリスティ/著
『パーカー・パイン登場』より
ーーーーーーーーーー

クリスティの筆致の軽妙なことと言ったら。
ゾクゾクするほどです。

18歳の青年の誘拐事件が起き、旅行中のパーカー・パイン氏が巻き込まれるお話。何と言っても最後のオチが効いてます。
幾度となく読み返していますが飽くことがありません。

先に『世界の不思議』に仰天しておいて、それから色々なミステリ本に入っていくと楽しさも100倍かと思うのですが。
翻訳ものが苦手な世代には、特にしっかり『仰天』しておいて欲しいと思います。


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文豪萌え

『文豪ストレイドッグス』から国語便覧。
使えます。


 

『文豪ストレイドッグス』は朝霧カフカの漫画ですが、アニメ化され、書籍化され、映画にもなる『文スト』として人気のコンテンツ。

早速ノベライズを数冊と、文ストの『国語便覧』、その他関連書籍を入れています。
この『国語便覧』は日本の近代文学を作家と共に知るためには格好の一冊。
こちらが狙った通りの内容で、大真面目に作ってあります。
『文豪萌え』は多分ですが、現在腐女子と呼ばれる層でウケがちな一連の漫画の流れです。
が、完璧に漫画のままの『文学男子』にしろこの『文スト』にしろ、まず作家の名前や代表作を知るための入り口としては切り口が面白いのです。
イケメン集団を描けばそれだけで人気が出ると思いきや、それだけではないようす。
教科書で教わった文豪達がキャラになることでグッと身近さを増し、しかも何かしら知的でちょっとBLであるという、そこに大きな魅力があるようです。

各学年に1人か2人ほど、本の良しを見分ける嗅覚の優れた生徒がいます。彼らには時々ブレイクしそうな本を見せてみて、飛びつけばO K。
女子に協力を仰ぐとあっという間に男子校のようだった図書室に女子が増えました。

生徒と侮るなかれ。『文豪萌え』と侮るなかれ。

今日も道徳で使われたばかりの樋口一葉の『たけくらべ』を、この『国語便覧』も使って掲示できます。
参考文献や写真資料、話の要約の仕方などもきっちりクリア。
太宰治のノートメモの写真なんて、初めて見る資料です。


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民話の世界 松谷みよ子

『民話の世界』
(松谷みよ子/講談社現代新書)

松谷みよ子氏の民話との出会いと、そこから重ねてきた思いが波のようにおしては引きおしては引きします。

どのページにも抜き書きしたい文があるので、とてもここには書き残せないのが残念です。

あの本もこの本も、作品になるきっかけがあり。
各地に残る伝承話、昔話を採訪し、再話してきた過程には、戦争や差別、環境破壊への怒りの感情も含まれます。
昔話には、民衆の(告発‥と言ってしまって良いものかわかりませんが)視点があることを松谷さんは明らかにしていきます。

お爺さんお婆さんが語る昔話には、生活者の視点が残されています。
そこに感動を覚える松谷さんの『心の動き』を、私たちは再話として楽しませてもらって来たのでした。

特に桃太郎と金太郎の話には、ゾッとしないものがあります。
政治利用されてきた昔話。
出版事情で捻じ曲げられてきた昔話。

 それに抵抗する作家達がいたからこそ、昔話が本流に戻ってきたと。

たまたま司書仲間の一人から頂いた『おかやま桃太郎ものがたり  吉備津彦と温羅』を一緒に読んでいました。
とかくパロディに傾きがちな昨今。
源流を遡る大切さを痛感します。

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再話 『マウイの物語』


『マウイたいようをつかまえる』

ニュージーランドをはじめとするポリネシア神話を、ニュージーランドのアーティスト、ピーター・ゴセージが絵本にしています。
ディズニー映画のモチーフになったマウイの神さまのお話です。
さそり座の神話とはまた少し違っていて、ダイナミックです。

日本ではこの「たいようをつかまえる」しか翻訳絵本にはなっていないようです。ピーター・ゴセージのNZ神話の絵本を原書で見せてもらったのですが、その力強さ、美しさ、話の面白さに引き込まれました。
マオリ語が多く混ざっていることもあって、一度読んだだけの私のつたない記憶では、うまく再話できなかったのですが、youtubeに助けられました。
youtubeには「マウイ太陽をつかまえる」、「マウイと魚」、「マウイ母を見つける」などが上がっています。

一冊だけ翻訳されている『マウイたいようをつかまえる』を読む前に、マウイ誕生のお話を、子ども達に口伝えで聞かせてあげようと思っています。

『How Maui found his Mother and Father』

あやふやな再話

YouTubeのピーター・ゴセージの絵本の読み語りを再話してみました。
間違いもある筈ですので、自分用の備忘録として。 



太陽から放射される光を「マウイの綱」と言うそうです。
これは、その元となったお話です。
 
むかしむかし、女神が、男の子を産みました。
女神は自分の髪の毛を切って、産まれたばかりの赤ちゃんを髪の毛でくるんで、海の神さまに捧げるために海に投げました。

波が打ち付け、冷たい風が吹きました。でも赤ちゃんはしっかりとお母さんの髪の毛に守られて生きていました。
女神の赤ん坊は死なずに、ぐうぜんにも本当の叔父さんに海岸で拾われ、マウイと名付けられました。
マウイは叔父さんの手で、叔父さんの子どもたちと一緒に、息子として育てられました。

叔父さんはマウイに、世の中の色々なことを教えました。
そして声で自然や動物たち、とりわけ鳥を操ることができるように教え込んだのです。
マウイはすぐに上手になりました。

マウイは大きくなるにつれ、自分の本当のお母さんと会ってみたいと思うようになりました。
お母さんのいるところを叔父さんに聞いたマウイは、お母さんをさがすために、旅に出ることにしました。

マウイのお母さんは女神さまでしたので、とても遠いところに住んでいました。
マウイは長いこと歩いて、ようやくお母さんに会うことができました。

お母さんはマウイをよろこんでむかえてくれました。
お母さんのところには、他に4人の兄弟たちもいました。

でも、毎日お昼になるといなくなってしまうのです。

マウイはお母さんがどこに行くのか知りたくなりました。
そして、自分のお父さんのことも知りたくなりました。

マウイのお母さんは、毎日地下に続く深い穴に入っていきます。
ある日お母さんのあとを追って穴に入ったマウイは、そこで地下に広がる綺麗な海辺を見つけます。

お母さんはそこで、立派な男の人と一緒にいたのでした。
その男の人が、マウイのお父さんだったのです。

マウイはお父さんに「ぼくはあなたの子どもです」と名乗ります。
お父さんは、とても大きな力を持った神さまでした。
マウイはお父さんに、「ぼくにも強い力をください」と頼みます。
お父さんはマウイに「死なない力」と、「聖なるパワー」を授けます。

でも、お父さんはマウイにそれを授ける時、ほんのちょっとした失敗をします。
あとでそのちょっとした失敗のおかげで、マウイは困ることになるのです。

さて、地下世界の楽園には、マウイのお父さんのお父さん、つまりお爺さんも住んでいることがわかりました。
マウイはお爺さんにも会いに行きました。
おじいさんは「地上の美味しいものが食べたい」とマウイに言うのです。
そこでマウイは毎日おじいさんに、地上の世界から美味しい食べ物を運んであげることにしました。

ある日おじいさんは、マウイの目の前で、「魔法の釣り針」を口の中から出して見せます。
マウイはその「魔法の釣り針」がほしくてたまらなくなりました。

次の日から、マウイはおじいさんに食べ物を持って行かないようにしました。
おじいさんが「地上の美味しい食べ物をくれ」と頼むと、マウイは
「ではその代わりにおじいさんの『魔法の釣り針』をください」と言ったのです。

おじいさんはマウイに「魔法の釣り針」をあげることにしました。
その釣り針は、おじいさんの顎の骨でできていました。

爺様はこの武器を使うにあたり、マウイに3つ、注意をします。

“You will never tame the Sun!”  
太陽を思いのままにしちゃいけないよ
“You will never find the Secret of Fire!”  
火の秘密を見つけちゃいけないよ
“You will never even defy Death!'”    
死の神さまに逆らっちゃいけないよ

これがこれからのマウイの冒険の伏線になっています。

マウイは魔法の釣り針で何をしたでしょう?

まず兄弟と一緒に太陽をつかまえます。
それからニュージーランドの北の島を釣り上げます。
火が消えて困っている人々のために、火が生まれる山から火の元を盗んできます。
そしてついに、おじさんが死にそうになったことに心を痛め、「死の女神」のもとへ行くのです。

さあ、「死の女神を退治に」行ったマウイはどうなるのか?

これが驚いたことに、「2001年宇宙の旅」を思い出させる不思議な世界になるのです。
この主人公、冒険編では原文で名前の後に「trickster」とカッコ書きで書かれているくらいなので
要するに元は「うつけもの」。
その彼が、最後に癒しの女神の手に抱かれ、もう一度生まれ変わろうとするさまは圧巻です。
宇宙そのものと言っても良いかもしれません。

ブックトークのつなぎに

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『ブックトークつなぎ』

ブックトークで紹介する本の間に、ちょっとしたつなぎを入れておきます。今日の1、2年生は『おてがみ』をテーマにしたので、色々なてがみの形を実際に見せることにしました。
イチヂクの葉っぱを手紙にした絵本の前には、画用紙で作った葉っぱの形の手紙を封筒から取り出します。
この封筒は折り紙で簡単に折ることができるので、昼休みに希望する子供たちと一緒に折ります。
叔母からもらった絵葉書。
葉書と切手の絵柄を合わせて送ってくれる人がいるというので、そんな話も織り交ぜながら。
何故かいつも時間通りに終わるのが不思議です。

食べ物絵本

『やさい』
平山和子/福音館書店
『サンドイッチ』
小西英子/福音館書店

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『カレーライス』
小西英子/福音館

おなかがなりそうです😊
小学生には調理手順を知るにも丁度良いくらい。

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『きょうのごはん』
加藤休ミ/作

リアルなごはんの絵に、給食も何処へ行ったやら、お腹が減りそうです。
猫がご近所のごはん案内役としてどのページにも隠れているのがミソ。

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