大きな学校の入学式。150人の小学一年生。
キラキラネームを通り越して難解ネームが並んでいます。
1、2年生の図書室オリエンテーションは新しい事に挑戦です。レオ=レオニのフレデリックのパペットと一緒に、学校図書館の使い方を話すのですwww
柄にもなく。可愛い系。
フレデリックの声、話し方、キャラクター。
どう表現しようかと考えるのは楽しいものです。
フレデリックの手に指を入れられるようになっています。
手が動くだけで、表情豊かになります。
昨年1か月がかりで行った事務処理を、今年は3日でなんとかしなくてはなりません😱
図書館用ソフトの進級処理や新入生の登録は2校合わせて1000人超えです。
登録や学級一括変更だけでも大変な数です。
ところがそこに、転入転出、名前の変更が入ってきます。
詳細は司書には知らされませんので、自分で見つけて確認をし、変更していかなくてはなりません。
非効率極まりないのですが、個人情報ですので慎重にならざるをえないのでしょう。
人数が多いために出席番号とPCソフト上の出席番号を合わせ、児童用バーコードを1人分ずつ切り、クラス毎に大きな画用紙に貼り直して、クラス貸し出しで混乱しないよう準備が必要です。
貸出返却の際、人数が多いため時間短縮の工夫がいります。
図書カードを保管するにも場所がありませんし、バーコードの名簿では間隔が狭く、図書委員が貸出作業で個人のバーコードを間違って読み取ることが増えてしまいます。
名前ではなく出席番号でバーコードを特定し、バーコードの間隔を離しておいて読み取りやすくするには、バーコードのクラス単位での大きなシート作成は不可欠というわけです。
年に一度とはいえ、この作業を完成させるまでには恐ろしく時間と手間がかかります。
これを短時間で済ませようとすれば、こちらが無理をするしかありません。
これを2校兼務で行っているのです。
既に入学式の昨日も、2クラスのオリエンテーションが入ってきました。
これも諸事情で突然の飛び込みです。
春休み中にオリエンテーションの準備をしておいてよかったと心底思いました。
2年前に作ったカードゲームを、ようやく試すチャンス。
5年生1クラス40人が狭い図書室に隠したカードを探しますのでてんやわんやですが、とても楽しかったようです。
本の背ラベルの読み取りはカードゲームなら容易くできるのに、本の探索や返却にそれが活かされないのが残念ですが、子どもたちが背ラベルで本の在りかを探せることは十分にわかりました。
3年生には昨年度の貸し出し時の問題点を思い出してもらいました。
貸し出しルール、図書室にどんな本がどのように分類され書架に納められているのか、書架表示の見方など、現実的な話を。
本の紹介や読み語りは追々時間をかけて行いますので、欲張らず、1度のオリエンテーションで全部を伝えようとはしません。
この辺りが以前とは変わった点かもしれません。
新学期は新6年生がお掃除にやって来ます。
これも楽しみです。
埃っぽく、すぐにどんよりした本の山ができる図書室を、お掃除当番さん達と1年かけてどう綺麗にするかを一緒に考えるところから始めます。
昨年からカウンターの上にぶら下がった大きな図書室内の地図(書架は私が来て移動して変更、表面にはカビ)を子どもたちは気にしていて、今年度はこれを作り直そうと思っています。
先生方にお願いして、まずこの大きな地図の看板を下ろさなくてはなりません。
ベースの板のお掃除を、子どもたちにも頼みましょう。
怒涛の新学期を今年も乗り切って、春の読書週間を迎えたいものです。