『かげ』
 
アンデルセンの短編『影』には驚いたものですが、新美南吉にも同じタイトルの短編がありました。
 
主人公はカラスです。

まさかオチがあの一文とは‥。
 
カラスの不吉さが強調されていたわけでもなく、最後の最後でストン、と落とされたのも小気味よくはありましたが。

 
あれこれ読み込んでいくと、『手ぶくろを買いに』の描写が如何に優れていたかがよくわかります。
 
『出来るだけ悲しくならない新美南吉』を探す旅に出ています。

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